新しい募金のカタチ

今後の寺院の運営には新しいエコシステムが必要なのでは?と常々考えていました。
そんな中下記の記事を目にしました。

サイトを開いておくだけで募金ができる。ユニセフの仮想通貨マイニングを使った難民サポート
https://goo.gl/DTkGTk

サイト閲覧者のCPUを使って仮想通貨のマイニングを行なう「コインハイブ」という手法を利用するとのこと。つまり、ユニセフのサイトを閲覧するとユーザーが利用しているCPUが自動的に仮想通貨のマイニングを行い、マイニングされた仮想通貨「Monero」を通じて子どもたちに安全な水、食料、避難所を供給するための資金を提供できるというわけです。
今のところサポートの対象となっているのは40万人にもおよぶロヒンギャ族の子供たちです。

手順としては、サイトを開いて「start donating(募金を開始する)」をクリックすると、動かせるスライダー・コントロールが現れます。それを使ってマイニングにあてるCPUのパワーを決定することができます。自分の負担にならない範囲で設定してdonateをクリック、そして後はページを開いたままにしておくだけです。ページを最小化しても問題ありません。

実際に上記の記事を書いた方が利用してみたそうです。

私は自分のCPUのパワーを30%に設定したところ毎秒36ハッシュのレートとなりました。このレートだと毎日1Moneroを生み出すだけでも何千人ものユーザーが必要になります。1Moneroは記事執筆時の取引レートで241ドルとなっています。金額としては大きくはありません。しかし多くのことができる金額です。

「コインハイブ」という手法は知っていましたが、募金に充てるのは面白いです。
ユーザーからしたら今まで以上に簡単に募金活動ができるので、参加するユーザーは増えると思うのですがどうなんでしょうか?

※仮想通貨・・・デジタル通貨の一種。
※マイニング・・・マイニングとは「採掘」の意味で、PCの計算能力を利用して、仮想通貨の取引情報をデータの整合性を取りながら取引の承認・確認を行うことでブロックチェーンという取引台帳に追記していく作業のことです。
※ハッシュレート・・・マイニング(採掘)が行われる際の採掘速度のことを言います。

現実的に考えて「コインハイブ」だと一つの寺院が経済的な問題を解決できるのは難しいでしょう。しかし、こういった仕組みやシステムが解決のカギになるのは十分あり得ると思うのです。

重要なのは現状のテクノロジーを理解し、何ができて何ができないかを理解することだと思います。

今後もユニセフの活動を見守っていきたいと思います。

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