【てらさんぽ vol.16】祐天寺(東京都目黒区)

こんにちは。てらさんぽ16弾は清水がお届けします。
今回は東京渋谷から電車で3駅、祐天寺です。
私の自宅が近いという事でまさにお散歩コース。

東急東横線、祐天寺駅からも徒歩7分。
お寺や神社の名前がそのまま駅名になっているところは意外にも多く
日本人の信仰心の深さやお参りが盛んだったことが影響されているようです。

歴史

増上寺第三十六世祐天上人は、正徳4年(1714)増上寺を退隠し、ひたすら名号 の書写と念仏の生活を送りました。享保3年(1718)7月15日、弟子の祐海に「一寺を創営し、長時の念仏を修し、未来の衆生済度のために備えよ」と遺 言し、鉦を鳴らして仏名を称え、世寿82歳にして西に向かわれました。祐海は遺命を受け、新寺建立禁止の世情ではありましたが、8代将軍吉宗公の許可を得 て、善久院という寺に改めて祐天寺の名を付し、開創されたのです。こうして、この目黒の地に、祐天上人を開山と仰ぐ念仏道場は起立されたのです。

表門、仁王門

表門をくぐると、たくましい仁王像が「あうん」の呼吸でお出迎え。
ちなみに左右の仁王像には名前がついています。右側の仁王像が阿形(あぎょう)像、向かって左側の仁王像が吽形(うんぎょう)像という名前です。これは、「阿吽(あうん)の呼吸」の阿吽から来ています。
「阿」には「物事の始まり」、「吽」には「物事の終わり」という意味があります。そのため、阿形像は口を開けて「物事の始まり」を表現しており、吽形像は口を閉じて「物事の終わり」を表現しています。

鐘楼

6時と正午につかれる鐘は、6代将軍家宣公の正室天英院からの寄進だそうで、
運良くその鐘の音を聞く事ができました。
心に染み渡ります。

藤棚

その横に立派な藤棚があり、開花もちらほらと。
見頃には少し早いようで、5月の初旬が満開のようです。

本堂

本堂は、祐天寺起立の翌年の享保4年(1719)建立され、嘉永4年(1851)大破のため、再建されました。その後明治27年(1894)に回禄の難に遭いますが、同31年(1898)に復興。2度にわたり再建されているようです。

仏舎利殿

本堂横には、仏舎利の納められている仏舎利殿があり、その壁に大絵馬が奉納されています。月岡栄貴画伯によるもので、累の物語を絵で表したものだそうです。さっそく「累の物語」を調べてたところ、なんとも悲しく恐ろしいものがたりで、「怪談累ヶ淵」という名で古くからいくつも映画の原作となっているようです。

御朱印

御朱印はスタンプでいただきました。デザイン化された書体でこれは代々貫首様しか書けないようです。

また、御朱印を書いていただける寺務所では、こんなサプライズも。

まとめ

4月は桜、5月藤、そして夏には「祐天寺み魂まつり」(7/16〜7/18)が開催されます。夏の時期にはぜひもう一度参拝にいきたいですね。「累の物語」の大絵馬もぜひ見る前にストーリーを頭に入れておくと、絵の見え方が変わります。

何か美味しい物でも食べて帰ろかな。。。と思ったら、中目黒駅方面へぶらり。駅まで11分なのであっという間。目黒銀座を散策しながら、東横線の高架下へ。新しい飲食店がズラリと並び食欲をそそられます。おすすめは「鶏だしおでん さもん」なんと焼き鳥がおでんに!絶品です。

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