仏教は人を幸せにするのか?

段々と暖かくなる兆しが見えて、テンション高めです。
こんにちわ。中村です。

今回は「仏教は人を幸せにするのか?」というとりとめのないテーマでお送りいたします。
先に言っておくと結論は出ませんのであしからず。
あと、私は宗教学者でもなければ社会学者でもございませんので、高度な知的好奇心はここでは満たされないと思います。。すみません。。

私は、様々なお坊さんと触れ合ってきました。そこでふと思ったのですが、幸せそうな方が多いということです。
完全に私の主観なのですが、朝の満員電車で見るような冴えない表情をした方は少ないように感じます。

なぜでしょうか?

一つの仮説として、お坊さんは仏教の考え方が機能しているということはあり得そうです。
つまり、「仏教という考え方がインストールされているから幸せなのでは?」ということです。

お坊さんは幼い頃から仏教に慣れ親しんでいる場合が多く、しかも体系的に学んだ経緯があります。
ですので、日頃の考え方は仏教をベースにしている可能性が高いと言えます。

そこで今回は、「お坊さん=仏教的な考え方」という前提で進めていきます。

次に、「幸せ」は主観的なことですので、定義づけることは難しいです。
なので、「世界幸福度報告」というものを参考にしてみたいと思います。

「世界幸福度報告」とは

世界幸福度報告(英語: World Happiness Report)とは、国際連合の持続可能開発ソリューションネットワークが発行する、幸福度調査のレポートである。この調査における幸福度とは、自分の幸福度が0から10のどの段階にあるかを答える世論調査によって得られた数値の平均値であり、主観的な値である(データはギャラップ社によるもの)。報告においては、この幸福度を、GDPや健康寿命を含む6つの説明変数を用いて回帰分析し、各説明変数の寄与を求めて分析している。

データでは150以上の国や地域を対象としている。それぞれの国の幸福度は0~10の値からなる各個人の回答の数値の平均値である。

説明変数、は(1)人口あたりGDP(対数)、(2)社会的支援(困ったときに頼ることができる親戚や友人がいるか)、(3)健康寿命、(4)人生の選択の自由度(人生で何をするかの選択の自由に満足しているか)、(5)寛容さ(過去1か月の間にチャリティ等に寄付をしたことがあるか)、(6)腐敗の認識(政府に腐敗が蔓延しているか)の6つであり、回帰分析で得られるこれらの説明変数の幸福度に対する寄与が与えられている。

※wikipediaより引用 goo.gl/4SaoAx

上記の6つの説明変数のうち、(1)は今回のテーマとはあまり関係がないので省きます。
残りの(2)〜(6)を軸に考えたいと思います。

つまり、仏教が人を幸せにするなら、仏教の信者が多い国の幸福度は高いはずだと思うのです。今回は単純に仏教徒の数が多いのではなく、総人口に対して、仏教徒の割合が多い国を対象としました。

仏教徒の割合が多い国

仏教徒の割合が多い国ランキングは下記になります。

1位 カンボジア 96.4%
2位 タイ    94.6%
3位 ミャンマー 89.0%
※引用元 http://yu-arjuna.com/buddhist-proportion-country-ranking-top10

データ元が曖昧なので信ぴょう性に欠けるかもしれません。
もし間違っていたら、正しい情報お待ちしております。

ちなみに日本は35%だそうです。
日本は神道がマジョリティで、幸福の科学のような新興宗教も多くの方が支持しております。
そういった影響で35%に留まっているのでしょうか?
また、無宗教の方も多いと思われます。(僕も無宗教です)

ここで下記の表をご覧ください。

文字が小さくて見えづらいかもしれませんので、説明させて頂きます。
表の項目ですが左より、「国」「幸福度」「前年度増減」「人口当たりGDP」「社会的支援」「健康寿命」「人生選択の自由度」「寛容さ」「社会の腐敗度」となっています。

「人口当たりGDP」ですが、これは経済の話ですので、仏教の影響はないと思われます。
「社会的支援」は、上記では(困ったときに頼ることができる親戚や友人がいるか)となっています。どこも大差ありませんが、カンボジアとミャンマーが少し低くなっていますね。ネットワークなどの社会的なインフラの問題なのか、家族や友人との距離感が問題なのか、国民性なのか定かではありません。
「健康寿命」は、高度な医療が受けられるテクノロジーの問題と保険の問題があると思います。日本が一番高いですね。日本人はある意味幸せです。
「人生選択の自由度」と「社会の腐敗度」ですが、政治的な問題だと思います。どちらの指標もイタリアが低くて驚きました。イタリアの政治政策が上手くいっていないのがわかります。
そして「寛容さ」です。私はこの指標に一番注目しています。なぜなら、上位の3カ国はこの指標が高いからです。
ちなみに「寛容さ」は、上記では(過去1か月の間にチャリティ等に寄付をしたことがあるか)となっています。つまり寄付をするかしないかの指標です。寄付をすることを「寛容」と結びつけるところが面白いです。
この「寛容さ」は上記の表では日本が一番低いです。あまり寄付をする文化がないからでしょうか?しかし、コンビニなどでお会計をする際に必ず募金箱があります。つまり、誰もがいつでも寄付ができる環境だということです。
「寛容さ」が一番高いミャンマーは「人口当たりGDP」が一番低いです。逆に日本は「寛容さ」が一番低く、「人口当たりGDP」は一番高いです。これは国民性として恥ずかしい結果なのではないでしょうか?
つまり、お金があるから寄付をするということではないのです。自分の財産の量と人に与えるという行為は関係が無いのです。各個人の人生観の問題でしょう。
日本人はなぜこんなにも余裕がないのでしょうか。。私はやはり「お金がある=幸せ」という価値観を持っている方が多いのが問題だと思っています。この問題はまた別の機会に。

ここでまた仮説なのですが、自分が満たされていないと人に何かを与えることは出来ないと思うのです。
自分が満たされている状態を「幸福」とすると、「寛容さ」が多い国は幸福度が高いと言えそうです。

そこで、仏教経済学という学問があります。簡単に説明しますと、「簡素(少欲知足、無執着)と非暴力を基本とし、最小資源で最大幸福を得ることを目的とし、経済として自利だけではなく利他も目的とする。」ということです。
ミャンマーはこの概念が根付いているのではないでしょうか。
私は、日本人の幸福度をあげる上で、この仏教経済学という概念が非常に重要になると思っています。
資源が少なくても幸せを感じることができる考え方。幸せを感じるハードルを下げること。こういった意味でも仏教の思想は重要です。

さて、今回のテーマ「仏教は人を幸せにするのか?」ですが、私の答えは精神的な幸福感は得やすいということです。
資本主義的な幸せを求めている方が、仏教を学んでもあまり幸せを感じることは無いと思います。
そうではなく、有限概念では測りきれ無い、内的な無限概念が人の幸福度をあげるのです。
なにか無理矢理な感じもしますが、、

ミャンマーの方とお話したこともなければ、ミャンマーへ行ったことも無いので、今のままでは机上の空論です。
ですので、幸福度調査のために一度足を運んでみたいと思います。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る